女寡(読み)オンナヤモメ

精選版 日本国語大辞典 「女寡」の意味・読み・例文・類語

おんな‐やまめをんな‥【女寡】

  1. 〘 名詞 〙おんなやもめ(女寡)男鰥(おとこやまめ)
    1. [初出の実例]「をはをとこやまめとよみ、寡をはをんなやまめとよむ」(出典壒嚢鈔(1445‐46)二)

おんな‐やもめをんな‥【女寡】

  1. 〘 名詞 〙 夫を亡くして一人でいる女性。未亡人。後家(ごけ)。寡婦。⇔男鰥(おとこやもめ)
    1. [初出の実例]「切腹いたせばやもめのおてまへ、女(ヲンナ)やもめに花とやら、直ぐに世話の致し手はいくらもござる」(出典:歌舞伎・𢅻雑石尊贐(1823)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android