男鰥(読み)オトコヤモメ

デジタル大辞泉 「男鰥」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐やもめ〔をとこ‐〕【男×鰥】

妻を亡くして再婚しない男。やもお。「男鰥うじき、女寡おんなやもめに花が咲く」⇔女寡
[類語]主人亭主旦那ハズバンドハズ夫君内の人宿六良人旦つく先夫前夫亡夫寡夫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「男鰥」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐やもめをとこ‥【男鰥】

  1. 〘 名詞 〙 ずっと独身を通している男。また、妻に死別あるいは生別したひとり暮らしの男。やもお。おとこやまめ。おのこやもめ。⇔女寡(おんなやもめ)
    1. [初出の実例]「さすが男やもめにて送らん由もなければ、重ねて妻を求め置きしが」(出典:咄本・醒睡笑(1628)四)

おとこ‐やまめをとこ‥【男鰥】

  1. 〘 名詞 〙おとこやもめ(男鰥)女寡(おんなやまめ)。〔壒嚢鈔(1445‐46)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む