日本歴史地名大系 「女沼村」の解説
女沼村
おなぬまむら
天正一八年(一五九〇)に古河藩領となり、岡郷組として明治に至る。「寛文朱印留」に村名がみえ、村高は元禄一一年(一六九八)の古河領村々高御改帳写(関正春文書)に本高一九〇・三三四石のほかに一三八・二八一石を記し、合計高三二八・六一五石。天保五年(一八三四)の御領分郷村高帳(蔭山由紀雄文書)によれば高三四九・四六七石のうち一五九・一三三石は前々改出新田、無高の畑三反一畝一八歩があった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報