精選版 日本国語大辞典 「女狂言」の意味・読み・例文・類語 おんな‐きょうげんをんなキャウゲン【女狂言】 〘 名詞 〙① 大蔵流狂言で、女が中心となって活躍する曲をいう。「右近左近(おこさこ)」「鏡男」など。和泉流の女物、鷺流の女事に相当。現在は、聟(むこ)狂言と共に、聟女狂言と呼ぶ場合が多い。② =おんなかぶき(女歌舞伎)[初出の実例]「なんばの遊女におどりをおしへて芝居を立てける。その後女狂言を禁じたまへば」(出典:戯場楽屋図会(1800)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例