精選版 日本国語大辞典 「女郎花科」の意味・読み・例文・類語 おみなえし‐かをみなへしクヮ【女郎花科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科。約一〇属四〇〇種あって、広く世界に分布する。通常草本で、葉は対生または根生し、托葉はない。花は両性または単性で、左右対称、集散または円錐花序をなす。萼片(がくへん)は時に花後、冠毛状となる。花冠は五裂し、時に基部に距がある。雄ずいは一~四。子房下位で三室、うち一室が結実し、一個の種子を作る。果実は痩果。日本に帰化しているヨーロッパ産のノヂシャはサラダ菜として用いられている。かのこそう科。〔生物学語彙(1884)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例