好文(読み)こうぶん

精選版 日本国語大辞典 「好文」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぶん カウ‥【好文】

〘名〙
① すぐれた文章内容のよい文章。
② (「文」は「武」に対していう) 学問芸術などの文化面をこのむこと。また、その人。
※詩序集(1133頃)月前弾雅琴詩序〈藤原有業〉「蓋好文之相遇也」
③ (「こうぶんぼく(好文木)」の略) 梅の古称
俳諧鶉衣(1727‐79)後「扨や好文の花もここに向ひて色香を増し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「好文」の読み・字形・画数・意味

【好文】こう(かう)ぶん

学問ずき。唐・岑参感旧の賦〕幸ひにして時の好ひ、滄浪の垂を學ばず。

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