妙機(読み)ミョウキ

デジタル大辞泉 「妙機」の意味・読み・例文・類語

みょう‐き〔メウ‐〕【妙機】

仏語。すぐれた機根
此世ならぬ霧の香をかぎあてた一瞬の―を」〈石川淳普賢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「妙機」の意味・読み・例文・類語

みょう‐きメウ‥【妙機】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。微妙な感応を受けることができる能力。転じて、すぐれた能力。
    1. [初出の実例]「凡、人間の性(しょう)には智あり善あり精あり、又欲あり邪あり。其質、亦壮健長命すべき妙機を備へたり」(出典:遁花秘訣(1820)原序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妙機」の読み・字形・画数・意味

【妙機】みようき

好い機会。

字通「妙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android