妻崎新開作(読み)つまざきしんかいさく

日本歴史地名大系 「妻崎新開作」の解説

妻崎新開作
つまざきしんかいさく

[現在地名]宇部市大字妻崎開作

厚東ことう川の河口部、妻崎開作のさらに沖合につくられた開作地。安政六年(一八五九)七月、完成予定面積八九町歩として萩藩によって着工され、同年一二月に潮止工事が行われた。東西は妻崎の台地からたけ島を結ぶ線に、南北厚東川の流路に沿って竹ノ子島と結ぶ線に、それぞれ堤防を作った。土手内の埋立、田地整理、町割は翌万延元年(一八六〇)に完成した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む