妾婦(読み)しょうふ

精選版 日本国語大辞典 「妾婦」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ふセフ‥【妾婦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. めかけ。そばめ。また、腰元妾女。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「今日は娼妓、明日は妾婦、苦界も変じて楽国となり」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一二年〕
  3. 婦人

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妾婦」の読み・字形・画数・意味

【妾婦】しよう(せふ)ふ

女。〔孟子文公下〕女子の嫁するや、母之れに命じ、~之れを門にり、之れを戒めて曰く、きて女(なんぢ)の家にき、必ず(つつし)み必ず戒め、夫子(ふうし)に(たが)ふこと無(なか)れと。順を以て正と爲すは、妾なり。

字通「妾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android