日本歴史地名大系 「姉泊村」の解説 姉泊村あねどまりむら 鳥取県:気高郡気高町姉泊村[現在地名]気高町八束水(やつかみ)八幡(やわた)村・下原(しもばら)村の北西、逢坂(おうさか)谷口部西方、日本海沿岸近くの山麓に位置する。西は鶴見(つるみ)坂を隔てて姫路(ひめじ)村。「あねがどまり」ともいう。もと姫路村の枝郷であったが、遅くとも享保年中(一七一六―三六)頃には領内限りで一村として扱われていたと思われ、同一九年の鈴木孫三郎所持本「因幡誌」に村名がみえ、高一〇三石余、免四ツ四分。天保五年(一八三四)には分村が届出されている(藩史)。海役銀一五匁が課せられていた(同書)。「因幡志」では家数二七。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳によると生高二三四石余、竈数三七。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by