…その後は急速に技術が進歩し,主として軍用品としての需要が増大し,皮革産業の発展をみるに至った。日本を代表する独特のなめし法に姫路革(姫路白靼(ひめじはくたん),古志靼(こしたん)ともいう)の白なめしと甲州印伝革(いんでんがわ)の脳漿(のうしよう)なめしがある。 現在,世界の製革業はドイツ,フランス,イギリス,北ヨーロッパ,アメリカの先進国が衰退し,イタリア,スペインが盛んであるが,しだいに中南米,東南アジアなどの開発途上国に移りつつある。…
※「姫路革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...