威奈大村骨蔵器出土地(読み)いなおおむらこつぞうきしゆつどち

日本歴史地名大系 「威奈大村骨蔵器出土地」の解説

威奈大村骨蔵器出土地
いなおおむらこつぞうきしゆつどち

[現在地名]香芝町大字穴虫

穴虫東あなむしひがし集落(旧馬場村)の真宗大谷派安遊あんゆう寺の西方御坊ごぼ山とよばれる丘陵とみられる。

明和七年(一七七〇)摂津住吉霊松寺の僧義端が記した四天王してんのう(現大阪府)蔵「威奈卿墓誌銘私考」には発見について

<資料は省略されています>

とある。発見の確実な年月はわからない。一応、明和年中に掘出されたと考えられている。

骨蔵器は四天王寺所蔵で国宝。金銅製で形は球に香台を付けたような合子。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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