子持金蛇(読み)こもちかなへび

精選版 日本国語大辞典 「子持金蛇」の意味・読み・例文・類語

こもち‐かなへび【子持金蛇】

〘名〙 カナヘビ科のトカゲ全長一八センチメートルに達する。体色は背が褐色で、腹は黄色だが灰色緑色がかったものもある。森・草原・沼にすみ、昆虫ミミズを食べる。卵が孵化(ふか)するまで体内にあるのでこの名がある。ヨーロッパ中・北部からシベリアサハリン樺太)に分布し、日本では北海道北部にすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「子持金蛇」の意味・読み・例文・類語

こもち‐かなへび【子持金蛇】

カナヘビ科のトカゲ。全長約15センチ。灰褐色で、黒褐色斑点がある。ヨーロッパ中部からシベリア、北海道のサロベツ原野にかけて分布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android