存如(読み)ぞんにょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「存如」の解説

存如 ぞんにょ

1396-1457 室町時代の僧。
応永3年7月10日生まれ。巧如(ぎょうにょ)の子。蓮如(れんにょ)の父。浄土真宗。永享8年本願寺7世をつぎ,北陸を中心に伝道活動をすすめた。親鸞(しんらん)の「教行信証」から抄出した「正信偈(しょうしんげ)」を「三帖和讃(さんじょうわさん)」とともにひろめた。康正(こうしょう)3年6月18日死去。62歳。京都出身。法名は円兼

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「存如」の解説

存如 (ぞんにょ)

生年月日:1396年7月10日
室町時代の真宗の僧
1457年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の存如の言及

【蓮如】より

…京都東山山麓の大谷本願寺で生まれる。父は本願寺第7世存如,母は存如の母(一説に存如)に給仕した女性と伝える。蓮如6歳の1420年(応永27),生母は本願寺を退出し,生国備後鞆ノ浦(一説に豊後望都)に帰ったという。…

※「存如」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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