精選版 日本国語大辞典 「孤臣」の意味・読み・例文・類語 こ‐しん【孤臣】 〘 名詞 〙① 主君に見すてられた臣下。主君に見放されて、頼るところのない家来。[初出の実例]「其他遷謫(せんたく)の詩を読めば、孤臣・孼子(げっし)の情を知り、乱離の詩を読めば、蒼生塗炭の苦を知る」(出典:淡窓詩話(19C中)上)[その他の文献]〔孟子‐尽心・上〕② 臣下が、主君にむかって、自分のことをへりくだっていう語。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「孤臣」の読み・字形・画数・意味 【孤臣】こしん 身よりのない人。〔孟子、尽心上〕獨り臣子(げつし)(庶子)、其の心を操(と)ることく、其の患を慮(おもんぱか)ること深し。故にす。字通「孤」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報