日本歴史地名大系 「宇治陵」の解説
宇治陵
うじりよう
寛弘二年(一〇〇五)藤原道長が、墓域のほぼ中央に木幡三昧堂(浄妙寺)を造営して藤原北家の菩提所として確立された。藤原冬嗣・基経・時平らの墓と伝える墳塚も存在するが確かではなく、藤原兼家・道長・頼通・師実ら一〇世紀末以降一二世紀前半の摂関や入内した藤原氏の子女が被葬者の中心となっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
寛弘二年(一〇〇五)藤原道長が、墓域のほぼ中央に木幡三昧堂(浄妙寺)を造営して藤原北家の菩提所として確立された。藤原冬嗣・基経・時平らの墓と伝える墳塚も存在するが確かではなく、藤原兼家・道長・頼通・師実ら一〇世紀末以降一二世紀前半の摂関や入内した藤原氏の子女が被葬者の中心となっている。
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