宇通遺跡(読み)うつういせき

日本歴史地名大系 「宇通遺跡」の解説

宇通遺跡
うつういせき

[現在地名]粕川村中之沢 宇通

粕川の上流域、標高七〇〇メートル前後の山林内にある。昭和四〇年(一九六五)山林火災後の整理中に発見され、翌年から三次にわたって調査が行われたが中断、同五九年再開、さらに同六〇年から六年計画の調査が継続中である。

遺跡は赤城山南面中腹の尾根の張出し部先端に立地。現在でも山林深い部分にあるが、遺構は北から南に張出した尾根の東南方向に延びる緩傾斜面および階段状に整地した平坦面を中心に広がる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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