日本歴史地名大系 「室沢村」の解説
室沢村
むろさわむら
赤城山
粕川は赤城山南麓の主要な河川であり、流域一帯の村村の重要な灌漑用水であった。享保二年(一七一七)粕川の分水のことで当村を中心とする川東七ヵ村と苗ヶ島村を中心とする川西七ヵ村の間で水論が起こり(「分水訴状」松村文書)、翌年分水取極証文(同文書)が取交わされた。証文は粕川の水を一四ヵ村が引いてきたことを確認したうえで苗ヶ島村大堰・室沢村大堰・同村
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報