ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「志摩市」の意味・わかりやすい解説 志摩〔市〕しま 三重県東部,志摩半島南東部の市。北部は伊勢市および鳥羽市に隣接し,南部と東部は太平洋に面する。2004年浜島町,大王町,志摩町,阿児町,磯部町の 5町が合体し市制施行。英虞湾や的矢湾のリアス海岸が特徴的で,大小の島々も点在する。延縄,定置網,海女漁業などの沿岸漁業や養殖が盛んで,イセエビ,アワビ,フグ,カキ,真珠など海産物の宝庫。南東端の波切はカツオを中心とした遠洋漁業の基地。造船業や水産加工業も立地する。平野部ではメロンやイチゴ,米の栽培も行なわれる。大型レジャー施設や海水浴場,オートキャンプ場などの観光施設も有する。安乗の人形芝居,磯部の御神田(→御田植式)は国の重要無形民俗文化財。全域が伊勢志摩国立公園に属する。2016年5月,英虞湾の賢島で主要国首脳会議が開催された。近畿日本鉄道志摩線,国道167号線,260号線が通る。面積 178.95km2。人口 4万6057(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「志摩市」の解説 志摩市しまし 2004年10月1日:志摩郡浜島町・志摩町・大王町・阿児町・磯部町が合併・市制施行⇒【浜島町】三重県:志摩郡⇒【志摩町】三重県:志摩郡⇒【大王町】三重県:志摩郡⇒【阿児町】三重県:志摩郡⇒【磯部町】三重県:志摩郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by