日本大百科全書(ニッポニカ) 「安代温泉」の意味・わかりやすい解説 安代温泉あんだいおんせん 長野県下高井郡山ノ内町にある温泉。志賀(しが)高原の麓(ふもと)にある山ノ内温泉郷の一つである。温泉地の南側を流れる横湯川の河原で自噴していたものを1705年(宝永2)開湯した。湯田中、渋(しぶ)などの温泉街と接続する。行楽、療養向きの温泉で、落ち着いた雰囲気をもつ。泉質は塩化物泉。付近に温泉寺や薬師寺がある。長野電鉄湯田中駅からバス5分。[小林寛義] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例