安全工学(読み)あんぜんこうがく(英語表記)safety engineering

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安全工学」の意味・わかりやすい解説

安全工学
あんぜんこうがく
safety engineering

主として産業に随伴して発生する災害の原因および経過究明と,その防止に必要な科学および技術に関する系統的な知識体系。ここでいう災害とは,火災爆発破壊中毒職業病傷害公害などをいう。また災害とは,これらの異常現象とそれに伴う被害を総称したもので,被害には人的および物的の損失を含める。災害の防止とは,事故の発生を予防すること,および災害発生後の被害を最小限にすることをいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android