安定寺(読み)あんじようじ

日本歴史地名大系 「安定寺」の解説

安定寺
あんじようじ

[現在地名]三重県尾鷲市曾根

南秀山と号し、曹洞宗本尊阿弥陀如来。寛文元年(一六六一)の開創で、もとは向井地むかいじ墓地の上にあり、旧熊野街道に面した。その寺跡には安定寺三世元空竜辰が享保三年(一七一八)に建立した「南無阿弥陀仏」の名号碑が残り、向井地墓地には曾根弾正夫妻と長男孫太郎の五輪塔がある。現在地に移転したのは文政一一年(一八二八)一三世泰山秀国のときで、このとき本堂が建立された。元禄八年(一六九五)曾根そね浦出身の野田七兵衛が寄進した大般若経六〇〇巻がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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