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安斗智徳 あとの ちとこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

安斗智徳 あとの-ちとこ

?-? 飛鳥(あすか)時代の官吏。
大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)の舎人(とねり)で,壬申(じんしん)の乱(672)の際,吉野から伊賀にむかう皇子にしたがう。このときの日記が「日本書紀」の史料となり,「釈日本紀」にものこった。氏は阿刀ともかく。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

安斗智徳

生年:生没年不詳
7世紀後半から8世紀初めの官人。氏は阿刀とも記す。壬申の乱(672)の際,大海人皇子(のちの天武天皇)の舎人として,皇子が東国へ向けて吉野宮(奈良県吉野町)を出発するときから随従した。この乱について『安斗智徳日記』を書き残した。これは『釈日本紀』所引の私記に引用され,『日本書紀』編纂の史料のひとつなったといわれる。乱の際に大海人皇子が天照大神を拝礼したことや,唐人に戦術を諮問したことなどについて記している。天武13(684)年,従来の連姓から宿禰姓を賜る。和銅1(708)年正六位下から従五位下に昇る。

(今泉隆雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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