安東鉄馬(読み)あんどう てつま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安東鉄馬」の解説

安東鉄馬 あんどう-てつま

1843-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)14年生まれ。生家美作(みまさか)(岡山県)英田(あいだ)郡の庄屋。京都で尊攘運動に奔走し,元治(げんじ)元年池田屋でおそわれたが難をまぬかれる(池田屋事件)。禁門の変では真木和泉の隊に属してたたかい,同年7月19日鷹司(たかつかさ)邸で戦死した。22歳。名は貞啓。通称は別に誠之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android