安母尼亜(読み)アンモニア

精選版 日本国語大辞典 「安母尼亜」の意味・読み・例文・類語

アンモニア【安母尼亜】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ammonia )
  2. 窒素水素化合物。分子式 NH3 刺激臭のある無色気体で、容易に液化する。また、水に溶けやすく、アンモニア水となる。化学工業原料として重要であるが、このほか、液化しやすい性質を利用して冷凍用の冷媒としても用いられる。アンモニアガス。
    1. [初出の実例]「諳模尼亜(アムモニア)本相瓦斯なり」(出典舎密開宗(1837‐47)内)
  3. アンモニアすい(━水)
    1. [初出の実例]「数滴の格魯爾水素酸と安母尼亜とを入れたる灌腸器を以て」(出典:風俗画報‐二一九号(1900)遊芸門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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