コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

安田躬弦 やすだ みつる

美術人名辞典の解説

安田躬弦

江戸の歌人。姓源。初名若沖、通称一菴、棗本と号す。福井生。医業賀茂季鷹の門にて和歌を能くし、加藤千蔭村田春海深交あり。その詠藻は『近世名所歌集』『鰒玉集』その他に収載され、編著に『一葉抄』『草根集類題』等がある。文化13年(1816)歿、54才。

出典|(株)思文閣美術人名辞典について | 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

安田躬弦 やすだ-みつる

1763-1816 江戸時代中期-後期の医師,歌人。
宝暦13年生まれ。越前(えちぜん)福井藩医。江戸藩邸で藩主松平治好(はるよし)の妻定姫につかえた。和歌を賀茂季鷹(すえたか)にまなび,村田春海(はるみ),加藤千蔭らと親交があった。文化13年1月5日死去。54歳。初名は若冲。通称は一庵。号は棗本。編著に「安濃の日記」「安田躬弦詠」。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

やすだみつる【安田躬弦】

1758‐1816(宝暦8‐文化13)
江戸中期の国学者。初めの名は若沖。通称は一菴。号は棗本(なつめがもと)。福井藩医。賀茂季鷹に従い和歌を学びその才を発す。江戸に住み加藤千蔭,村田春海,清水浜臣,屋代弘賢らと交友,文雅をもって知られた。詠歌は《近世名所歌集》《鰒玉集》などに収載され,編著に《安濃の日記》《草根集私鈔類題》《大和物語直解》《和歌大手仁葉秘極抄》などがある。【南 啓治】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

安田躬弦の関連キーワード万葉集略解橘守部

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android