安立権斎(読み)あだち ごんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安立権斎」の解説

安立権斎 あだち-ごんさい

1821-1903 江戸後期-明治時代の和算家,測量家。
文政4年生まれ。江戸で内田五観(いつみ)の門にまなび,郷里越後(えちご)(新潟県)三島郡上岩井村にかえり,おおくの弟子をそだてる。維新後は信濃川の測量などに従事した。明治36年9月7日死去。83歳。通称は数右衛門,のち数衛。姓は安達ともかく。著作に「算法鉤垂題(こうすいだい)艸稿」「量地題弁」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android