安芸ノ海節男(読み)アキノウミセツオ

デジタル大辞泉 「安芸ノ海節男」の意味・読み・例文・類語

あきのうみ‐せつお〔‐セツを〕【安芸ノ海節男】

[1914~1979]力士。第37代横綱。広島県出身。本名、永田節男たかお入幕後初の春場所双葉山の70連勝を阻止し、一躍英雄となる。引退後、年寄不知火しらぬいを経て藤島襲名。→第36代横綱羽黒山 →第38代横綱照国

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

20世紀日本人名事典 「安芸ノ海節男」の解説

安芸ノ海 節男
アキノウミ セツオ

昭和期の力士(第37代横綱)



生年
大正3(1914)年5月30日

没年
昭和54(1979)年3月25日

出生地
広島県広島市宇品町

本名
永田 節男

別名
年寄名=藤島(フジシマ)

学歴〔年〕
尋常高小卒

経歴
出羽海部屋に入り、昭和7年初土俵。13年新入幕。14年春場所の4日目、双葉山の連勝を69でストップさせた。17年37代目横綱に昇進。非力だが気力充実、気っぷのいい相撲をとりここ一発の大技に人気があった。21年11月引退。通算成績142勝59敗、優勝1回。その後、年寄藤島を襲名するが、30年廃業。解説者もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安芸ノ海節男」の解説

安芸ノ海節男 あきのうみ-せつお

1914-1979 昭和時代の力士。
大正3年5月30日生まれ。昭和6年出羽海(でわのうみ)部屋に入門,翌年初土俵,13年入幕。14年春場所初挑戦で横綱双葉山の70連勝を阻止し,一躍ヒーローとなる。17年37代横綱。優勝1回。21年引退,年寄不知火をへて藤島をつぐ。昭和54年3月25日死去。64歳。広島県出身。本名は永田節男。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「安芸ノ海節男」の解説

安芸ノ海 節男 (あきのうみ せつお)

生年月日:1914年5月30日
昭和時代の力士(第37代横綱)
1979年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android