安芸灘とびしま海道(読み)あきなだとびしまかいどう

知恵蔵mini 「安芸灘とびしま海道」の解説

安芸灘とびしま海道

広島県呉市の本州部分から愛媛県今治市の岡村島に至る瀬戸内海島々を7つの橋で結ぶ連絡架橋ルート。島々が点在している様が、庭園を渡る飛び石のようであることからこの名がつけられた。呉市の起点から岡村島までの距離は最短で約30キロメートルあり、サイクリングロードとして整備されている。自転車愛好家の間で人気のルートである「しまなみ海道」の西側に位置し、「裏しまなみ」とも呼ばれている。ルート西部の下蒲刈(しもかまがり)島には、江戸時代に海の関所として栄え、史跡が多く残る三之瀬(さんのせ)地区があり、また東部大崎下島(おおさきしもじま)には、明治から昭和時代にかけての建物が残る御手洗(みたらい)地区などがあり、観光の名所となっている。

(2020-9-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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