大長
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
広島県中南部、瀬戸内海の芸予(げいよ)諸島の一島。大崎上島(かみじま)の南西方に位置する。面積17.82平方キロメートル。呉(くれ)市に属す。竹原市竹原港から高速艇で約40分の距離にある。西方にある豊島とは豊浜大橋でつながる。また、東方の岡村島とは、間に平羅(へら)島と中ノ島を挟んで、平羅橋、中の瀬戸大橋、岡村大橋でつなぐ「安芸灘オレンジライン(あきなだおれんじらいん)」道路によって結ばれている。鎌倉時代ごろまでは伊予(愛媛)領で、江戸時代には広島藩蔵入地であった。北東部の御手洗(みたらい)は江戸時代は潮待ち港として、西廻(にしまわり)航路などで栄えた。御手洗には古い民家や史跡が数多く残され、1994年(平成6)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。地質が適しているためミカン畑が多く、とくに御手洗北部の大長(おおちょう)地区はミカン栽培の中心地で、各地へ船で渡り作を行っている。人口2752(2009)。
[北川建次]
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…安芸国(広島県)大崎下島の東端に形成された港町。西廻海運の潮待ち・風待ち廻船の寄港地。…
…広島県南部,豊田郡の町。竹原市の南方海上にある大崎下島の東側過半部と三角(みかど)島の大部分,鍋島,平羅(へいら)島,大島,小島からなる。人口3367(1995)。…
※「大崎下島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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