安車(読み)あんしゃ

精選版 日本国語大辞典 「安車」の意味・読み・例文・類語

あん‐しゃ【安車】

  1. 〘 名詞 〙 坐って乗れるように作った車。昔、中国では、車は立って乗るものであったが、老人などのために安座できるようにしたもの。
    1. [初出の実例]「仰周輪兮不迷、自為安車指南之使」(出典本朝文粋(1060頃)一・視雲知隠賦〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「安車」の読み・字形・画数・意味

【安車】あんしや

老人・婦人坐乗する車。〔漢書、張禹伝〕相と爲りて六、鴻嘉元年、老を以て骸骨(がいこつ)を乞ふ。上(しやう)加優すること再三、乃ち聽許し、安車駟馬・金百斤を賜ふ。

字通「安」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む