安達貫一(読み)アダチ カンイチ

20世紀日本人名事典 「安達貫一」の解説

安達 貫一
アダチ カンイチ

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治31(1898)年3月21日

没年
昭和51(1976)年2月3日

出生地
島根県松江市荢町

学歴〔年〕
東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科塑造部〔大正15年〕卒

経歴
彫刻家を志して16歳で上京し、内藤伸、のち建畠大夢に師事。大正13年帝展に「自刻像」首が初入選。以後主に官展に出品し、昭和7年「三人の子供」、8年「すもうとるこども」で帝展特選。13年文展無鑑査となり、32年〜47年日展に委嘱出品した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安達貫一」の解説

安達貫一 あだち-かんいち

1898-1976 大正-昭和時代の彫刻家。
明治31年3月21日生まれ。16歳で東京にでて内藤伸に木彫をまなび,のち塑像に転じた。東京美術学校(現東京芸大)在学中に帝展に初入選して以来,帝展・文展に作品を発表し,昭和9年に無鑑査となる。昭和51年2月3日死去。77歳。島根県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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