日本歴史地名大系 「安黒村」の解説 安黒村あぐろむら 兵庫県:宍粟郡一宮町安黒村[現在地名]一宮町安黒揖保(いぼ)川の左岸に位置し、同川の支流岡城(おかじろ)川が形成した堆積地と揖保川の沖積地からなる。北は伊和(いわ)村。江戸時代初期は神戸(かんべ)村に含まれ、正保郷帳に村名はみえない。分村についての伝承は伊和村と同じ。分村後の領主の変遷も明和六年(一七六九)まで伊和村と同じ。同年尼崎藩領となり幕末に至る(岡本家文書・旧高旧領取調帳など)。元禄郷帳では「古ハ市場村」と注記され、高三三八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by