宗久(読み)そうきゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗久」の解説

宗久 そうきゅう

?-? 南北朝時代の僧,歌人
豊後(ぶんご)(大分県)大友氏一族か。貞治(じょうじ)5=正平(しょうへい)21年(1366)「年中行事歌合」に参加。応安4=建徳2年(1371)九州探題となった今川貞世周防(すおう)(山口県)にたずね,以後貞世の使僧をつとめた。「新拾遺和歌集」「新後拾遺和歌集」などに4首がのっている。俗名は大友頼資。著作に「都のつと」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android