宗旨証文(読み)シュウシショウモン

精選版 日本国語大辞典 「宗旨証文」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐しょうもん【宗旨証文】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代奉行所が仏教各寺院に、士民がその檀徒であることを証明させた文書キリスト教を禁圧するためで、士民は縁組移住などに際してはこれを受けなければならなかった。宗旨請状。宗旨手形寺請証文
    1. [初出の実例]「寺より出せる一紙の宗旨証文を集て、人別帳を編立る事に成」(出典:草茅危言(1789)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android