デジタル大辞泉
「官妓」の意味・読み・例文・類語
かん‐ぎ〔クワン‐〕【官×妓】
宮廷に仕えて歌舞を行った妓女。特に朝鮮で、医薬・歌舞・妓楽などをもって仕えた官妓の妓生が有名。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かん‐ぎクヮン‥【官妓】
- 〘 名詞 〙 官にかかえられた芸妓。とくに朝鮮で、医薬、歌舞、妓楽などをもって宮廷にかかえられた女。妓生。キーサン。
- [初出の実例]「官妓迹を絶ちてあらゆる者みな土娼となる」(出典:東京日日新聞‐明治一四年(1881)一一月一四日)
- [その他の文献]〔杜牧‐春末題池州弄水亭詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「官妓」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の官妓の言及
【芸者】より
…東晋の王愷(おうがい),石崇などは多数の家妓を抱えていたので名高い。これに対して,唐・宋時代には官妓が大いに栄えた。官妓は前漢の武帝が軍営に妓女をたくわえ,それを妻のない軍士に侍せしめたのにはじまるというが,魏晋南北朝時代に楽戸の制が設けられ,特殊の賤民(せんみん)である妓女が楽戸に入れられ,唐代にはその籍が[教坊]に属していた。…
※「官妓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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