官幣大社(読み)カンペイタイシャ

デジタル大辞泉 「官幣大社」の意味・読み・例文・類語

かんぺい‐たいしゃ〔クワンペイ‐〕【官幣大社】

社格の一。官幣社うちで最も格式が高いもの。出雲大社宇佐神宮などが該当した。

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精選版 日本国語大辞典 「官幣大社」の意味・読み・例文・類語

かんぺい‐たいしゃクヮンペイ‥【官幣大社】

  1. 〘 名詞 〙 もとの社格の一つ。官幣社のうち、その格式が最も高いもの。
    1. [初出の実例]「官社、官幣大社、賀茂別雷神社 山城国」(出典:太政官布告‐明治四年(1871)五月一四日)

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世界大百科事典(旧版)内の官幣大社の言及

【官国幣社】より

…祭神よりみれば,官幣社は歴代の天皇また皇族をまつる社,さらに古来皇室の深く崇敬された社が主であり,別格官幣社は国家に特別に功績をつくした臣をまつる社,国幣社はそれぞれ地方国土開拓,経営の神をまつる社が主となっていた。1945年12月連合軍の神道指令とともにこれらの制は廃されたが,当時海外領土の社18社をふくめ,官幣大社65,中社23,小社5,別格28,国幣大社6,中社47,小社50社が存した(表-I,IIIII,IV,V,VI,VII,VIII,IX参照)。式内社【鎌田 純一】。…

※「官幣大社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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