デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定誉」の解説 定誉 じょうよ 958-1047 平安時代中期の僧。天徳2年生まれ。真言宗。大和(奈良県)の人。興福寺で法相(ほっそう)をまなび,のち真興(しんごう)に師事,仙救より灌頂(かんじょう)をうける。長和5年大和長谷寺(はせでら)観音の夢告によって高野山にのぼり,正暦(しょうりゃく)5年の大火後荒廃していた堂宇の復興につとめた。祈親上人,持経上人とよばれた。永承2年2月2日死去。90歳。俗姓は河井。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例