デジタル大辞泉 「宛ら」の意味・読み・例文・類語 さ‐ながら【▽宛ら】 《副詞「さ」+接続助詞「ながら」から》[副]1 非常によく似ているさま。まるで。そっくり。「宛ら滝のような雨」「地獄絵宛らのすさまじさ」2 そのまま。もとのまま。「池などは―あれど」〈枕・一六三〉3 すべて。全部。「あやしの民屋―やぶれくづる」〈平家・一二〉[接]そうは言うものの。かと言ってやはり。「食逃げ大尽にあふ事多し。―それとて乞ひがたく」〈浮・胸算用・二〉[類語]まるで・ちょうど・あたかも 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例