宝地院(読み)ほうちいん

日本歴史地名大系 「宝地院」の解説

宝地院
ほうちいん

[現在地名]小城町大字松尾字清水

清水山見滝けんりゆう寺宝地院と号し、天台宗本尊は千手千眼観音で「清水きよみずの観音」とよばれる。延暦二二年(八〇三)創建という。由緒記によれば、現在地より一里ばかり奥山に東谷は清水山、西谷は金剛こんごう山があって、開山尭空。坊中三〇〇坊ばかりの一山であった。応永年中(一三九四―一四二八)焼亡。寛永四年(一六二七)佐賀藩主鍋島勝茂によって再興され、豪舜を中興開山とするという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む