実用新案法(読み)ジツヨウシンアンホウ

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精選版 日本国語大辞典 「実用新案法」の意味・読み・例文・類語

じつようしんあん‐ほう‥ハフ【実用新案法】

  1. 〘 名詞 〙 実用新案を考案した者に一定期間実用新案権を与えて保護することによって、考案を奨励し、産業の発達を図る目的で制定された法律。日本では明治三八年(一九〇五)に初めて制定。現行法は、昭和三四年(一九五九公布

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世界大百科事典(旧版)内の実用新案法の言及

【実用新案】より

…物品の形状,構造または組合せにかかわる考案をさし,特許等とともに,工業所有権の一分野をなす。実用新案制度はドイツで発生し,日本では1905年にドイツの法制を範として立法(実用新案法)され,その後何回かの改正を経て,59年に現行法が制定された。この制度は,特許法と意匠法の谷間にある考案,具体的には審美性のない労働用具あるいは実用品に関する低度の発明の救済のために設けられたものであり,特許に比べて利用度は高い。…

※「実用新案法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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