実質業務純益(読み)ジッシツギョウムジュンエキ

デジタル大辞泉 「実質業務純益」の意味・読み・例文・類語

じっしつ‐ぎょうむじゅんえき〔‐ゲフムジユンエキ〕【実質業務純益】

銀行などの金融機関本業で得た利益を示す業務純益から、特殊な要因を取り除き、本業だけの利益をより厳密に見るための指標。業務純益から、国債等債券関係損益や信託勘定償却額を差し引く一方、一般貸倒引当金繰入額は利益として扱うため加算して算出する。

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共同通信ニュース用語解説 「実質業務純益」の解説

実質業務純益

銀行が国内外の貸し出しなどの本業で得た利益。銀行の稼ぐ力を正確に示す指標として用いられる。個人企業への貸し出しで得た金利収入投資信託販売手数料などの収入から、人件費物件費などの経費を差し引いて算出する。融資の焦げ付きに備える貸倒引当金の影響は、年度によって大きく変動するため、実質業務純益には含まない。

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