客取(読み)きゃくとり

精選版 日本国語大辞典 「客取」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐とり【客取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遊女芸妓などが遊客相手をすること。また、それがうまい者。
    1. [初出の実例]「客とりの名人、当顔見世としまの守渡辺のはやるが娘ねつのまへにて」(出典:評判記・冬至梅宝暦評判記(1751‐64頃)五)
  3. 客をさそい込むこと。また、それを仕事とする人。客引き
    1. [初出の実例]「あの磁石石(じしゃくせき)はおらが家の客取(キャクトリ)でござる」(出典歌舞伎・綴合新著膝栗毛(1863‐80)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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