客扱い(読み)キャクアツカイ

デジタル大辞泉 「客扱い」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐あつかい〔‐あつかひ〕【客扱い】

[名](スル)
客あしらい」に同じ。「古い旅館で客扱いに慣れている」
客として扱うこと。「いつまでも客扱いされては困る」
鉄道で、旅客輸送に関する業務

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精選版 日本国語大辞典 「客扱い」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐あつかい‥あつかひ【客扱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 客をもてなすこと。また、その仕方。客あしらい。
    1. [初出の実例]「宿屋家業には女房がなけりゃア客待遇(キャクアツカヒ)にいけぬゆゑ」(出典落語・教育の一端(1891)〈初代談洲楼燕枝〉)
  3. 客として扱うこと。客としてのもてなし。
    1. [初出の実例]「下宿した当座は万事客扱(キャクアツカ)ひだったので」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下)
  4. 鉄道で、旅客輸送の仕事。「荷扱(にあつかい)」に対していう。

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