客路(読み)きゃくろ

精選版 日本国語大辞典 「客路」の意味・読み・例文・類語

きゃく‐ろ【客路】

  1. 〘 名詞 〙 旅の道筋旅路(たびじ)旅中
    1. [初出の実例]「郷心杳々切帰想。客路悠々稀故人」(出典凌雲集(814)餞右親衛少将軍朝喜通奉使慰撫関東探得臣〈嵯峨天皇〉)
    2. 「帝都を迷ひ出でて客路(キャクロ)にさすらふ上は」(出典:源平盛衰記(14C前)三二)
    3. [その他の文献]〔王湾‐次北固山下詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「客路」の読み・字形・画数・意味

【客路】きやくろ

旅路。唐・王湾北固山の下に次(やど)る〕詩 客路、山の外 行舟水の

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