宣統帝(読み)セントウテイ

デジタル大辞泉 「宣統帝」の意味・読み・例文・類語

せんとう‐てい【宣統帝】

[1906~1967]中国清朝最後(第12代)の皇帝。在位1908~1912。名は溥儀ふぎ辛亥しんがい革命退位満州事変後の1934年、日本に擁立されて満州国皇帝となり、康徳帝と称した。第二次大戦後ソビエトに抑留され、東京裁判証人として出廷。のち、中華人民共和国に保護された。

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関連語 愛新覚羅溥儀

精選版 日本国語大辞典 「宣統帝」の意味・読み・例文・類語

せんとう‐てい【宣統帝】

  1. 中国、清朝最後(第一二代)の皇帝(在位一九〇八‐一二)。姓は愛新覚羅。名は溥儀(ふぎ)光緒帝の弟載澧の子。三歳で即位辛亥革命により退位。一九三二年日本軍部に擁立されて満州国執政となり、康徳帝(在位一九三四‐四五)となる。第二次世界大戦後、戦犯として収監されたが、のち釈放。(一九〇六‐六七

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改訂新版 世界大百科事典 「宣統帝」の意味・わかりやすい解説

宣統帝 (せんとうてい)
Xuān tǒng dì

溥儀(ふぎ)

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百科事典マイペディア 「宣統帝」の意味・わかりやすい解説

宣統帝【せんとうてい】

溥儀(ふぎ)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宣統帝」の意味・わかりやすい解説

宣統帝
せんとうてい

溥儀」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の宣統帝の言及

【溥儀】より

…在位1908‐11年。年号により宣統帝という。また満州国の皇帝としては康徳帝といい,在位1934‐45年。…

※「宣統帝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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