宣陽門院御紙田(読み)せんようもんいんごしでん

日本歴史地名大系 「宣陽門院御紙田」の解説

宣陽門院御紙田
せんようもんいんごしでん

朝来郡にあった長講堂領庄園。比定地未詳。建久二年(一一九一)一〇月の長講堂領目録(島田文書)末尾の「不所課庄々」のうちに「御紙田」とみえるのが当庄であろう。長講堂は後白河法皇が院の御所六条殿に設けた持仏堂で、法皇没後は多数の寺領庄園とともに皇女の宣陽門院(覲子)に譲られ、次いで後深草天皇を経て持明院統が伝領した。貞応三年(一二二四)以後の宣陽門院領目録(同文書)には、後白河法皇の同母姉である上西門院(統子)から進められた「新御領」のうちに、「但馬国物部庄 同国御紙田」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む