日本大百科全書(ニッポニカ) 「宮尾亀蔵」の意味・わかりやすい解説 宮尾亀蔵みやおかめぞう 生没年不詳。近世初期、土佐国高岡郡宇佐浦(高知県土佐市)の漁師。天正(てんしょう)年間(1573~1592)紀州の漁夫からかつお節の製造を習い、土佐節(亀蔵節ともいう)をつくり、製造の祖とされる。[編集部][参照項目] | 土佐節 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮尾亀蔵」の解説 宮尾亀蔵 みやお-かめぞう 1782-1853 江戸時代後期の水産加工業者。天明2年生まれ。土佐(高知県)高岡郡宇佐浦の人。骨抜き,火力乾燥,黴(かび)つけ法など,鰹節の製法に画期的な改良をくわえた。嘉永(かえい)6年死去。72歳。屋号は播磨屋。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例