20世紀日本人名事典 「宮本忍」の解説
宮本 忍
ミヤモト シノブ
昭和期の医師 日本大学名誉教授;日本胸部外科学会名誉会長。
- 生年
- 明治44(1911)年3月21日
- 没年
- 昭和62(1987)年8月18日
- 出生地
- 静岡県浜松市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学医学科〔昭和12年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士
- 主な受賞名〔年〕
- 毎日出版文化賞〔昭和22年〕「気胸と成形」,結核予防功労賞〔昭和60年〕
- 経歴
- 昭和12年大槻外科副手、15年傷痍軍人東京療養所勤務、20年軍事保護院医官、厚生技官、24年国立東京療養所外科医長、31年日本大学医学部教授(第2外科講座担当)、32年厚生技官解任、39年第17回日本胸部外科学会会長、46年日本大学板橋病院教育診療部長、51年定年退職、日本大学綜合科学研究所教授、名誉教授を歴任。肺結核外科の権威で、著書に「気胸と成形」「医学思想史」(全3巻)「森鷗外の医学と文学」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報