20世紀日本人名事典 「宮次男」の解説
宮 次男
ミヤ ツギオ
昭和・平成期の美術史家 実践女子大学文学部教授;東京国立文化財研究所名誉研究員。
- 生年
- 昭和3(1928)年6月2日
- 没年
- 平成6(1994)年2月20日
- 出生地
- 三重県河芸郡若松村(現・鈴鹿市)
- 学歴〔年〕
- 東北大学文学部東洋芸術史学科〔昭和28年〕卒,東北大学大学院中退
- 学位〔年〕
- 文学博士(東北大学)〔昭和52年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 日本学士院賞恩賜賞〔昭和35年〕「醍醐寺五重塔壁画の研究」
- 経歴
- 昭和30年東京国立文化財研究所美術部に入り、47年同主任研究官、52年情報資料部主任研究官、57年情報資料部長、62年退官し実践女子大学教授。日本中世絵画史研究のほか、「地獄絵」の絵本化なども手がける。著書に「日本の地獄絵」「一遍上人絵伝」「金字宝塔曼陀羅」「合戦絵巻」「絵巻と肖像画」「六道絵」他。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報